神戸、元町にあるピラティス・スタジオsorama(ソラマ)のトレーナーがピラティスの魅力や効果についてわかりやすく解説します。

呼吸でストレスコントロール②

 

深い呼吸は心身を整え、ストレスを軽減するということは

皆さんもご存じのとおりです。

呼吸によってストレスがなぜ軽減されるのか?

そのテクニックにゆくまえに。。。

 

私達の心身に起こるストレスがどのように起こるのか?

というメカニズムを、自律神経というキーワードから紐解いています。

前回は自律神経とはなんなのか?ということをお勉強しましたが

今回は自律神経のバランスが崩れた時に、身体に何が起こるのか?

を見てゆきましょう。

 

交感神経(活動へむける)、副交感神経(休息へむける)

という二つで構成される「チーム自律神経」。

双方のバランスはシーソーのように一日の中でいずれかが優位になることで

身体の様々な器官を活動させているという事でしたね?

自律神経のバランスが崩れるという事は、身体の中で

休むべき時に休めず、活動すべき時に活動できない状況

が起こっているといえるのです。

 

そのような状況はありとあらゆる心身の不調として現れてきます。

代表的なものとして。。。

 

・運動していないのに動悸、息切れ、過呼吸、大量の汗(交感神経優位による症状)

・胸やけ、胃のもたれなどの消化器疾患、異常な腸の蠕動運動による下痢、便秘

(交感神経優位だと消化器は正常な働きがしにくくなります)

・不眠、眠りの質の悪さ(休むべき時に交感神経が優位になりつづける)

・頭痛(交感神経優位による首~肩の筋肉の緊張によって起こる事があります)

・ドライアイなどの目の不調(副交感神経優位で涙の分泌が起こります)

 

不調は身体だけではなく

やる気がでない、不安や緊張、ゆううつ、パニック障害などなど

心にも及びます。

 

こうして見てみると。。

現代人は交感神経優位の生活によって

(人間関係、仕事のプレッシャーなどの悩みや不安による精神的なストレス、

周囲に溢れすぎている音、光、エアコンによる温度調整、昼夜逆転の不規則な生活)

常に心身が「闘争&逃走」モードにありつづけているために

起こる不調だとわかります。

 

つまりは、心身をリラックスさせ、回復を優先させる

副交感神経優位の状態をつくることが健やかな状態を作り出す

ポイントとなるのです。

 

そして、さて。。。

ここで出てくるのが呼吸です。

深く、ゆっくりとした呼吸が、副交感神経を優位にするための

水先案内をしてくれるのです。

 

次回は、具体的な呼吸法をお伝えしてゆきます。

 

ちょっと予告。。。

ピラティスのエクササイズ中、インナーマッスルをうまく働かせるために

「横隔膜と胸郭」を立体的に動かしながら呼吸をしていただきます。

そのテクニックが自律神経のバランスにもとても役立つのです。

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