神戸、元町にあるピラティス・スタジオsorama(ソラマ)のトレーナーがピラティスの魅力や効果についてわかりやすく解説します。

スパインツイスト(ピラティスのエクササイズ紹介)

   2019/04/15

ピラティスの特徴はインナーマッスルを使いながら

背骨を様々な方向に動かしてゆくことです。

背骨はこのような動きをします。

前に曲げる

後ろに伸びる

横に曲げる

捩じる

 

今回は背骨をねじるエクササイズ「スパインツイスト」を紹介します。

スタートポジション

まず坐骨をたててニュートラルポジションで座りましょう。

(ニュートラルポジションについては下の画像と「ピラティスとニュートラルポジション」をご覧ください。)

椅子に座ると坐骨が立てやすくなります。

 

バランスボールを使うとより腹筋が意識しやすくなります。

両手は画像のように横に伸ばしてもよいですし、

交差して胸にあててもよいでしょう。

動き方

まずスタートポジションで息を吸います。

吐きながら身体をねじってゆきます。

息を吸いながらスタートポジションに戻ります。

反対側も同様に行います。

<注意点>

☆骨盤とひざの位置を安定させながら行いましょう。
☆ねじる順番は下から上に向かって行います。(腰~胸~首~頭)スタートポジションに戻るときも下から上の順番で戻ります。
☆肩に力が入りやすい場合は、両手交差して胸にあてて行いましょう。
☆左右の坐骨に均等に体重を乗せて、両脇の長さが常に同じ長さで捩じってみましょう。

×

背骨をねじるということ

ではねじる動きとは、どのように行っている事なのか?を

少し掘り下げてみましょう。

背骨は全部で24個の椎骨という骨のつながりで、3つのグループで形作られています。

<首(頸椎7個の骨)胸(胸椎12個の骨)腰(腰椎5個の骨)>

それぞれのグループは得意な動きが異なります。

(「背骨の成り立ちを知ればピラティスはもっと面白くなる」もご覧ください) 

ねじる動きは、グループで行われるのですが

動きの幅に違いがあります。

腰(腰椎)~胸(胸椎)~首(頸椎)に向かって

だんだん大きく捩じれるような骨の作りになっています。

首は大きく動きますが、腰はあまりねじれないようにできているのです。

 

スパインツイストは一か所だけを大きく捩じっているのではなく

脊柱それぞれの可動域をうまく使いながら、軸回転してゆく動作なのです。

 

スパンツイストまとめ

ピラティスはどのような動きにおいても「伸びながら」動作をしてゆきます。

背骨を丸まるとき、横に曲げてゆくときは大きなカーブにしてゆく。

それによって骨と骨とのスペースを広げ、椎間板に負担をかけない動きとなる上に

腹部のインナーマッスルが働きやすくなります。

軸回転するときも同じ「伸びながらねじる」ということは忘れてはならないことです。

 

私たちは日常生活の中で横にあるものを取る、後ろを振り返るなど

身体をねじりながら動作を起こしています。

当然のことながらそこに「やりやすい、やりにくい」という左右差が生じてきます。

動きの偏りがある個所は筋肉の持つ水分にも偏りが生まれます。

捩じる動作は筋肉の左右差の調整にもなるうえに

筋肉を滑らかに動かすうえで必要な水分の調整にもなるのです。

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